17歳7カ月

土曜日の未明に、我が家の愛犬が17歳7カ月の生涯を閉じ永眠致しました。

八王子から埼玉県栗橋町へ引っ越してすぐに、自宅裏の植木屋さんの敷地内に捨てられていたのを拾ってきて以来の家族の一員でした。

約一年前に、特発性前庭疾患を発症してからはやや改善は見られたものの、散歩の距離や回数が激減し、足腰も弱くなり、目も耳も悪くなり、老化による痴呆のような症状も見られ、数ヶ月前からはほぼ寝たきりの状態でした。

妻が懸命に介護にあたっていましたが、3日ほど前から食べ物を飲み込めなくなり、ついに静かに息を引き取りました。

飼い始めてから、1年365日、雨風、台風が来ても休むことなく早朝の散歩を共にし、現在53歳の私が人並み以上に健康でいられるのもこの愛犬のおかげです。

この週末は、幼少期から成人までのほぼすべての人生を共にしてきた2人の子供たちも帰ってきて、静かにお別れをしました。