エアロバイクの設定について

まさかこのブログをトレーニングの参考にしている人はいないと思いますが、書いている数値に関する設定など忘備録を兼ねて書きます。

まず、私が使用しているコンビ製のエアロバイク800型ですが、相当に古いものですが、20年くらい前にはスポーツクラブでよく使われていました。定価は40万くらいしたようですが、私は2万円程度で手に入れています。体力測定、2種類(一般、減量)の心拍トレーニングのほか、自分で負荷パターンをプログラムして48分のトレーニングを作成できます。

私のトレーニングでは、主にコンディショニング目的に使っており、心拍ベースとオリジナル負荷パターンによるパワートレーニングをしています。

今日の場合は、一般強度の心拍トレーニングをしました。
心拍トレーニングに関しては最大心拍を基準にレベル設定をするなど色々と方法論が各所で述べられていますが、今回はそれは割愛します。

私の場合はターゲット心拍150としてあとは機械に任せる形で行いますが、このエアロバイクの場合そのような設定は年齢、性別で機械側が設定してしまいます。スポーツクラブなどでの使用を前提としているせいか、かなり安全寄りの設定となっているので、ターゲット心拍150を得るためには、男性で15歳と設定しなければなりません。

整理すると、メニューで「一般トレーニング」を選択し、性別「男」年齢「15」と設定し、負荷値「160」と設定し、トレーニング時間を60分としてスタートします。

最初の3分間で、設定した負荷値まで20秒間隔で勝手に漸増されます。人によるでしょうが、この時点で目標心拍に達していない場合には3分間この値をキープした後、目標となる心拍数になるまで自動的に負荷を上げて行ってくれます。目標心拍に達すると「ウォームアップ」表示が消え、一度負荷が20%ほど下がります。その後徐々に負荷が自動的に増加し、再び目標心拍に達すると「インターバル」という表示が点滅しだします。

タイマーのきりが良い15分になった時にインターバルボタンを押すと、そこまでのパフォーマンスに応じたインターバル値が機械の方で設定されます。その日のコンディションにより上下しますし、トレーニングを継続していくとどんどんこの値が上昇します。

与えられた負荷値で100%−2分間、50%−1分間を10回繰り返し、残り15分はインターバルを解除して最後まで。

調子が良いとインターバル値は240/120Wくらいになり、走行距離も45km程度になりますが、サボっていると一昨日のように164/82Wになるわけで、この値を自分の調子の客観的目安として利用しています。

尚、自転車の心拍トレーニングについては、正直よくわかりませんが、かなりいい加減な気がしています。ランニングのように管理するのは難しいように思います。その理由としては、ペダリングの負荷以外にも心拍の変動する要素が他にいっぱいあるからです。
例えば、最も大きな要素はケイデンスです。どんなに軽い負荷でもケイデンスが上がると心拍は上昇します。姿勢(フォーム)も影響します。前傾が深くなると同じ負荷でも心拍が上がります。

私もよくLSDという言葉を使ってしまいますが、自転車でこれを行うのは非常に難しいです。ローラーの上でならまだしも、道路上ではまず不可能です。信号での発進、停止。陸橋などの登り降りなど心拍数が上昇してしまう要素がたぶんにあります。又、信号待ちなど逆に心拍を下げてしまう要素も存在します。単に長時間ゆっくり乗ったという自己満足表現にしかなっていません。その証拠?に何年やってもペースが同じです。