2週連続のBIKE FIT

先週に引き続き、今週も土曜日はBIKE FITのお客様。

BIKE FITを受ける前には皆さん迷いがあるようですが、コンピュートレーナのスピンスキャン機能を使いながらのペダリング診断を実施すると、ご自分の持っていた疑問や感覚的な違和感が数値とグラフで示されるので、スッキリと納得していただけます。

いつも過程を画像にとって紹介出来たら・・・と思いつつ、何せ1人での作業の上、調整作業などをどんどん進めながら改善されていくと、お客様もこちらも没頭していく感じになり、画像を取る事などすっかり忘れてしまうのです。

というわけで、こんな、文字ばっかりの説明。次回こそはちゃんと画像を取りたいと深く反省。


さて、先週の方も今週の方も、ポジションだフォームだと言う以前に、靴を買う時の問題が大きいです。まあシューズを売って、きちんとクリートの取り付けをやってくれる自転車屋さんは少ないですし、クリート位置に関する知識も乏しいので説明すらできないのが現状でしょう。従って、ほとんどのケースでクリートは「テキトー」につけられてしまっています。

BIKE FITは他のフィッティングと少し違い、まず足元重視です。つまり、足に合ったシューズを履いているか?です。そして、足(拇指球)とペダルとの位置関係(クリートの深さ、角度、Qファクタ、内反と底の傾き)を適正化することに主眼をおいています。


ほとんどの人が、靴を選ぶ際にゆるめ、大き目を買ってしまいます。でもこれはしょうがないんですね。左右の足で大きさが違えば当然大きい方に合わせなければならないし、基本的に指の長い外人向けの外国製の靴は幅が狭く感じてしまうのでやはりこれも大き目を選ぶことになってしまいます。

ところが、クリート深さを決める(ペダルのシャフト中心〜15mm程度前の間に拇指球裏が来る事)時に靴サイズが大きいと、クリートがつま先側へつけられず、結果的に拇指球とペダルシャフト中心の距離が適切な位置にできないのです。

先週の方は国内S社の42サイズを履いておられましたが、説明とご相談の結果LAKEの40サイズをお買い求め頂き、フィッティング作業の結果「驚くほどスムーズに脚が回転できるようになった」とご満足いただけました。

今週の方もS社の42サイズで、少し大きいというのはご本人も承知していたとのことで、フィッティング前に買ったシューズは41.5にされていました。採寸からは41か40.5だと思いましたが・・・・。


このように足の幅や甲の高さの関係で少し大きめの靴を買ってしまった方に少しでも問題を解決する方法があります。それは履き方です。シューズに足を入れたら踵を床にコンコンと打ちつけながら、とにかく目一杯かかと寄りに足を入れてストラップをしっかり締めるようにして下さい。漫然と履いた時より、靴の中の拇指球の位置は随分と後ろに行きます。この結果ペダリング時にかかとが上げやすくなり、回転がスムースに感じられるはずです。又踏み込んだ時の足裏感覚が今までとは違う事に気づくはずです。


ジテ通ハウスでは、ペダリング診断+クリートフィッティングを3時間以内の作業条件で\10,500-+調整材量実費で行っております。 土曜・日曜のご予約制ですがお気軽にお問い合わせください。