氷点下の朝

いきなり真冬になりました。今シーズン初めての氷点下で、-2℃



今日もBIKE FITのお客様がいらっしゃいました。

事前のアンケートで、右ひざが痛むことがあるとのことでした。

自転車を台上にセットし、各寸法を測定し、いつものようにまずはペダリング診断から。

コンピュートレーナで平地のコースを漕いでいただきながら、左、右、後ろから膝の動き、アンクリングの有無、その他の状況をじっくり観察。

因みにスピンスキャンは↓こんな感じ。

上支点付近で右ひざが若干外へ開くクセ。右足のアンクリングが大きいうえに動きがスムーズでなくピクッと極端に動く箇所があります。このことは上の画像の上半分右側で、円がくぼんだ直後(右回り)に跳ね上がる様子で現れています。左右比は50:50ですが、赤い数字(ATA)が大きく、スムーズな回すペダリングが出来ていないことがわかります。明らかにサドルが低い事、そして左右の脚長差によるアンクリングであることがうかがえます。

足裏診断、クリート位置の最適化、シムの追加など様々な試行と調整を繰り返すことで、ペダリングが大きく改善されました

結果として、サドル高さを15mm上げ、10mm後退させ、短い足のほうにシムとクリートウェッジ1枚追加し、クリート位置は今までより5mmほど前へとなりました。