悪戦苦闘

最近、色々とメンテナンスなどのお仕事をいただきます。


今日は、DURA-ACE9000の前輪ホイールの振れ修正。


一般道で走り込めば、当然、舗装路の段差、割れ目、グレーチングなど、気づかぬうちに衝撃を与え続けることになりますので、ホイールの振れが出てくるのはしょうがありません。


今回は路肩の段差に少し足を取られ落車もしたということで、振れ箇所とスポークテンションなどをチェックしてみると・・・・振れ箇所の方向とスポークテンションのばらつきの不一致が・・・ちょっと説明が難しいのですが、リムが振れている側のテンションが低い・・・これってリムが歪んでいることを意味します。


まあどこまでやれるかは分かりませんが、一度スポークをすべて緩めて再組立てにトライ。


途中、代理店商社の訪問があったり、一般車のパンク修理があったりと中断はありましたが、ほぼ半日悪戦苦闘をするも、完全に元通りにはなりませんでした。


シマノのホイールの場合、前輪は16本しかスポークが無く、細かい修正が本当にやりづらいと感じます。ニップル1/8回転くらいでの調整をしても、細かく見るとジグザグがどうしても修正できていないです。


単に私のスキルが低いだけなのか・・・・工場ではどうやって組んでいるのか興味がわきますね。


まだまだホイール組に関しては修行が必要なようです。