サイクリング指導者講習会

今日は某首都自転車競技連盟主催のロードバイクによるサイクリング指導者講習会というものに参加してきました。

午前8時に葛西臨海公園駅前に集合し、荒川サイクリングロードを彩湖まで往復するというもので、簡単なブリーフィングや集団走行の実技指導も含めた面白い企画でした。運営・企画されている方の熱意を感じます。

しかし、これが「みんなでロードバイクに乗って荒川サイクリングロードを走りましょう・・」ということであるなら・・・????ですね。


実際に自転車の特性を全く無視して作られた荒川サイクリングロードは、舗装幅が広いことがかえって災いし、コースを道幅いっぱいに広がって歩く高校生や、幼児連れ、ど真ん中のグリーンベルトを走るランナー、いたるところの柵による通行規制、グランドと隣接し人だかりや、外野手の前を横切る(笑)ような場所が目白押しで、20km/hの世界だと思いました。

私は常々、多摩川CRのマナーの話などが出るたびに、ロードレーサーでサイクリングロードを疾走することに反対で、ロードマンは国道など、車道を疾走するべきであり、サイクリングロードは家族連れ、ママチャリなどに譲るべきであると思っています。実際、歩行者と数倍の速度差が出る乗り物が混然と通行するのは危険すぎます。

都心では集団走行できる適当な場所がないために、関係者が知恵を絞って普及・啓蒙活動を行おうとしてもなかなかうまくいきません。交通量の多い道路でも安全に走れる力量に初心者をどうやって導くことが出来るのか、なかなか取り組みがいのある課題ではあります。

本日の走行 95km