ペダルを考える
今日も昨日に引き続き、TTポジションでのフィッティング作業。
今日の課題は膝の円軌道の測定と修正。
左右の脚長差が大きく、普通良く見られるパターンとは反対に長い右足はきれいに円軌道をトレース。短い左足は腰のねじれも手伝って大きく内側へ引っ張られる状況。又、右足はアンクリングが大きく出ている。
修正方法としては二つ。
1.左右のクリートの深さを変える
2.短いほうの靴底にシムを追加する
1は短い右足側をクリートを浅めに設定し、長い方は深めにすることで対応しますが、すでにどちらも最も浅く取り付けられており、長い右足を深くすると余計にアンクリングが出そうなので、2の方法をチョイス。シムを結局2枚追加し、さらに少しつま先を開き気味にクリートを調節しましたが・・・・。
漕ぎだしはきれいにトレースするようになるも、暫くすると元通り。体のクセなのかと思いましたが、どうやらペダルに原因があるようです。使用しているペダルはTIME 。どうやら矯正した事をペダルが元に戻してしまっている感じです。
因みにBikefitSystems社は、SpeedPlayを推奨しています。
その他、サドルをアダモに取り換えたりしてとりあえず2日間にわたるフィッティング作業を終了。しばらく実走モードで様子を見てもらい、再調整をする予定。