クリスマスはスピンスキャン

今日はスピンスキャンに明け暮れた?一日でした。

まず午前中はナマ夫妻。クリートフィッティングの再調整とペダリング診断を受けに来られました。

奥様はどうも左ひざが内側へ入る癖に戻ってしまっている感じでした。前回のデータと比べるとサドルの位置が変わってしまっていました。原因はサドルを取換えたことにあるようなので高さ、後退量について再調整。さらにクリートも再調整して良い感じに。

旦那様は、左足のくるぶしがクランクに接触するとのこと。ペダリングを見た範囲ではそのような傾向は見られず。詳細にペダルとクリート接触部の状況を調べると足首の左右の動きにつられて内反がでて内側に隙間が。

前回のデータをチェックすると、左足の内反が大きいと判定されていました。しかし、前回は膝軌道に全く問題が見られなかったのでクリートウェッジの挿入を見送っていました。今回規定量を追加することで足首の無駄な動きが無くなりました。

さて、下の画像は旦那様のペダリング診断風景です。普通なら200W一定出力のメタルマンが相手ですが、今回は実はある方のデータをそのまま入れてあります。そうです「師弟対決」させてみました。


結果はご本人に確認下さい(笑)

次に、午後は天才青年、ペダリングの神様の登場です。

下の写真を見れば、このブログを読んでいる方は納得ですよね。

左右均等(白い数字)、理想的な出力トルク角度(赤い数字)、これらがもたらす高効率(ピンクの数字)のペダリング
ペダリング診断を受けた方なら判ると思いますが、すべての数字が驚異的・理想的。

どうやったら出来るの?かは本人に聞いて下さい。私も説明できません。

こういう人の後ろは本当に走りやすいと思います。安心して車間を詰められるので向かい風の日には本当に重宝(笑)します。The機関車人間ですね。

どことなく顔も似ているから"トーマス君"と呼ぶことにしてはどうでしょうか