無料体験会2日目

今日は2名の予約。


まずは、昨日見学だけされていたN様。

簡易ペダリング診断では、左右の脚長差が大きく、短い左脚のトルク変動が大きく出ていました。アンクリングも大きく、足首の動きがクランクにうまく追従出来ていませんでした。

膝の動きから、左足の内反が大きい事が想像でき、BIKE FITが有効であることを説明させて頂きました。


次は横浜から電車でお越しのS様

当店のバイクを利用してのペダリング診断でした。

最初、異様に上半身が固まっているような漕ぎ方の印象でした。スピンスキャンは完全な8の字、ATAも120、効率は50%以下。

ハンドルに覆いかぶさるような姿勢ではなく、体幹で支えることをアドバイスしたりしながら、トルクの出方が改善するような漕ぎ方のアドバイスなどをさせていただきました。

色んな質問を頂きましたが、実際に使われているBIKEが無いため、現状がどうなっているかが解らず、的確な説明が出来なかった事が残念でした。


最後はN様がお知り合いのK様を連れてこられました

当店のバイクでのペダリング診断でした。

ぱっと見た時には自転車に乗り込んでいるライダーの印象でしたが、ペダリング診断を始めてスピンスキャンのデータを見ると・・・失礼ながら非力な女性ライダーくらいの出力しか出ていない上、スピンスキャングラフは完全8の字。

漕ぎ方についてのアドバイスをしながらサドルの高さを変えたりしましたが、右脚は改善するのに、左脚は全くうまく動いてくれません。グラフには私と同じように左脚に何か古傷(私は後十字靭帯がありません)でもあるのだろうかと思わせる痕跡が出ていました。

聞けば、数か月前まで左脚の血栓症のため入院をされていたとのことでした。今後、体力の回復のために自転車に乗られるようでしたので、膝を痛めないよう、サドルの位置やケイデンスについてのアドバイスなどさせて頂きました。


今回の土日の来場者のうち半数以上が、SPDクリートを使用している方でした。

SPDの場合、シューズのクリート取付金具の位置自体が元々深めのため、適当に真ん中あたりにセットしてしまうと、土踏まずで押すようなペダリングになってしまっています。これでは効率的なペダリングや高ケイデンスの運動は難しいと思います。

SPDをお使いの方、クリートを最浅目にセットしてみましょう。それだけで軽快にペダリングできるかもしれません。