ロードバイクと油圧ディスク
今日はツールドフランスを席捲したS社の展示会へ行きました。
あったのは油圧ディスクブレーキ搭載のロードバイクで、ブリーディング作業の実演をしていました。
昨年から徐々に話題になってきていますが、果たして本当にロードバイクのディスクブレーキ化は進むのでしょうか。
少し人波が引けた時に、開発の方とお話をすることが出来ました。
すると「我々としては、もう引けない状況にあります・・・・」
この言葉の意味するところはサラリーマン諸氏なら理解できますよね。
そう、開発に多大な資金と時間をかけている以上、売って回収せねばならないわけですね。当然、各完成車メーカーへの売り込みや、プロレースでの使用承認(UCI)の働きかけが積極的に行われているのだろうなと想像します。
事実、2014年モデルの各社のラインナップには必ずと言っていいほどディスクブレーキ(機械式も含めて)のロードバイクが新しく登場しています。
現在ロードバイク用の油圧ディスクブレーキはDi2との組み合わせのみですが、機械変速との組み合わせの可能性については「当然考えていますよ・・」とのことでした。
6870系電動Ultegraも展示されていました。11月発売で順調に準備が進んでいるそうです。
残念ながら、私の期待していたシマノフィッティングシステムについては一切展示などは無く、国内でのお披露目はサイクルモード前後とのことでした。